黒猫

ども。自分の小説と同じタグを辿ってきました。 ある程度読ませて貰ったので、レビューさせていただきます。 物語の構想や挿絵のクオリティは非常に良いと感じました。まだ全部読めていませんが、先の展開に期待したいです。 素人ながらアドバイスを少々。物語の雰囲気を見る限りは暗く緊張感のある筈のシーンで簡潔過ぎる表現は避けた方がいいのかもしれません。読みやすさや分かりやすさは、下手をすれば安っぽく感じてしまう事もあります。 そして、小説という媒体は文字によって読者に場面を見せなければならないんです。 言葉遊びや文章構成、ありとあらゆる表現の方法があって好みは人それぞれ。しかしその中でも、最低限守らなければならないルールが存在します。 例えば、!や?の後ろにはスペースを空けたり、段落の始めはスペースを入れるなどそこまで難しい事ではないのでやってみてはどうでしょうか? 携帯小説というジャンルにおいて、こういった事を守っている方は少ないのが現状です。もし何か特別こだわりがないのであれば、綺麗な見栄えになると思いますよ。 ここからは辛口になりますが、登場人物が一人で意味もなく喋っているのは滑稽です。あくまで独り言でありその常識の範疇を超えた発言は不自然。一人称の書き方ならば、地の文でそれを補う必要があります。 もう一つ気になったのが擬音表現です。ガーンやゴゴゴゴゴなど、漫画などで見れば気にもならない文字ですが、それが小説となると一気に作品のレベルを落とす事になります。文字を練って繋いだ言葉には感動を与える力がありますが、安直な擬音には何の力もないんです。 音をそのまま文字にするのは誰にでも出来ますが、音をいかに形容した言葉に出来るかが小説を書く醍醐味ではないでしょうか? 長文失礼。

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