さて、新人賞獲得に向けてまずは文章力をつけなくてはいけません。 「毎日少しずつでもいいから文章を書くこと」 あたり前のようですが、これが上達するための最低条件みたいです。 というわけで、白紙の用紙に向かって意気込んだのはいいですが、書き始めようとしたところでいきなり筆が止まってしまいました。 「……書くって、一体なにを?」 つまりはそういうことなんです。書こうとするものがない状態では文章なんて書きようがないんです。 “新人賞に応募するものを書けよ” みなさんそう思いました? そうですよね。確かに。物語自体の大まかな流れはできていますし……。 しかし、残念ながら新人賞を穫れるだけの文章力は今の私にはありません。 ですから、これについては地道につけていくより仕方ありません。 短い話でも考えて、めどがついたら文章にする。これが一番練習になりそうだとは思いました。ですが、働きながらこれをやるとなると、書く話のめどがつくまでは一行たりとも文章が書けないわけですから、おそらく今回がそうであるように“書けない日”が出てきます。毎日少しでも書くということができないわけですね。 そこで! 「既存の映像作品を文章だけで表現してみよう」 というものをやってみることにしました。実はこれは前々からやろうやろうと考えていたことでもあったのですが、小説家を養成する学校なんかでもこういった授業があるみたいなんです。俄然、やるきUPです。 まずは第一弾として、かのジブリの名作『もののけ姫』を文章化することにしました。 早速、ゲオでDVDを購入しまして書き始めたのですが…… 「うゎ、これめっちゃ時間かかるやんけ……」 しかし、確かな手応えは感じました。一本仕上がる頃には相当文章力もついていそうです。 まあこれについてはしばらくやってみないと効果のほどははっきりしませんね。でも全く進歩なしということはないでしょう。藁にもすがる思いで、いざ、スタートです。

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