航空自衛隊

最初から最後まで一気に読ませて頂きました。 作品的には、ゴジラ作品に対する愛情と豊富な知識を感じました。またゴジラを介することによって核の脅威を表現している点についても考えさせられました。 ただ、個人的に残念だと思ったのは文書の間隔が短いので読みにくいと思ったことです。作品の性質上短編小説として御執筆されていたのでしたら、これはこれで正解なのだろうと思います。 最後に間違い?かなと思う箇所についてです。 75pで描かれていた米空母の脱出に伴い五島列島福江空港から特殊兵装(バンカーバスター)を積載した米海軍機が離陸準備をしているとありますが、実際に飛んできたのはF-15E(ストライクイーグル)でした。 作品の演出上、史実では空軍の戦闘爆撃機であるはずのF-15Eが米海軍にも採用されたのかも知れませんが、そういった記述が無かったので、記載通りに米海軍機が飛来してくるならF/A-18E(またはF)スーパーホーネットなのではないかな?とは思いました。

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