立花 柊

レビューの続き(ネタバレ要素あり、注意) こっちは辛口です(=∨=;) これも、作品の向上のため、です。  本作品は現代 ・学園 ・ホラー小説にしては珍しい三人称小説。推理物なら尚珍しい三人称。  個人的見解 推理・ホラー物の三人称は心理描写が乏しくなるからかミスリードが少ない、そして、緊迫感が少し薄まっていると思われる。  これは、やはり序盤の見せ場である、同級生の死の内容が薄くなっていることが起因していると思われる。  死亡したというのに、学校側、保護者側の動きが見られない。学校側はM子の権利で黙殺させることも可能だが、保護者の訴えや、その他の同級生の動きが全く見られないのが不可思議だ。  主人公一同も同様だろう。  多少なりとも、同じ学舎で過ごした仲間だ。少しセンチメンタルになる場面かと思いきや、あっさりと克服する辺りがご都合主義に見えてしまう。  三人称小説はどうしても、主人公の心理描写が入れ難くなるものだ。  こればかりは仕方のないことだと、割りきれる内容ではあるが、多少の疑問を此処に残しておくとする。  本作品の強みは三人称であること、なので、情景描写は重きに置いているのだろ う。語彙能力の高い、質の高い文章が多い。  であるが故、残念なことに一般的な人では読めない漢字が多々あるのでフリガナをもう少し増やすと良い。  所謂なども、人によっては読 めない可能性がある。特にS 藤の戦闘シーンでのセリフは現代小説に使われない言葉が多いので、フリガナは必須だろう。 ......以上です。 スミマセン、長々としたお説教文章を送りつけてしまいました(-_-;)それだけ、この作品に魅せられたということなのです(本音) それは、ついついファン登場をしてしまうくらいに(-∨-*) そして、上のお説教文章は真に受けると果てしなく疲れますから、真に受けずに軽ーく流してください お願いします orz 土下座

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