京正源之助

『ケンツロウの世紀末小説レビュー』その1 ケンツロウ「北斗ブラザーズがお送りする、世紀末小説レビュー」 ザコ「今回はマグナムキラさんの『キャンタマ戦争』!」 ケンツロウ「おいザコ、オレが最近読んだ小説の感想を聞け」 ザコ「へっへっへ、ケンツロウ! オレはエブリスタにはただ登録しているだけで、小説なんて読まねェぜ!?」 ケンツロウ「ならば力づくで読みたい気分にさせてやる。ホアタ!!」 ザコ「!?」 ケンツロウ「この小説は、何よりも取り扱う題材が素晴らしい。キャンタマという、人体の中でも特に大切な、まさに秘宝と言っても過言ではない部位を質として殺戮のサバイバルゲームを繰り広げるという、ドキドキハラハラのストーリーだ」 ザコ「なっ、指が勝手に……!?」 ケンツロウ「工夫が見られる点は、キャンタマが1人につき2個用意されている(当然と言えば当然)ところだ。即ち片方の玉を失っても、下半身不随の状態とは言えまだ生き残る事が出来るんだ。男にとっては命が2つあるようなものだな」 ザコ「携帯電話を操作してエブリスタのページを開いただと……!!」 ケンツロウ「今まで普通に接していた担任の先生が突如冷酷になったというのも面白い。というか、キャンタマ戦争の説明が淡々としすぎていて、特に笑うべきところでも無い筈なのに笑えて来てしまう。クールな題材の成せる業だな」 ザコ「バカな……マグナムキラさんの『キャンタマ戦争』のトップページに来ちまったー!?」 ケンツロウ「お前はもう読んでいる」 ザコ「ひでぶゥゥ!!」 ケンツロウ「ばばばーん!! ばーばーばーばァーーーん!!」 読者・源之助から: 素敵な作品にレビューをさせていただけたと言う事を、まずは神に感謝したいと思います。 個人的には非常にセンセーショナルな作品でした。これから行われていくであろう無慈悲の殺戮劇に、精神的期待と肉体的不安を覚えずにはいられません。 このようなスタイリッシュな作品を取り扱われる鬼才、マグナムキラさんに、今後も神のご加護がありますように……!
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