優涼み

暇なぅ これは、僕の「進化の過程」の、1ページ目です。 抱きしめたいから、二本足で歩く。 一人じゃあ、寂しいから、君と息するよ! 「ねぇ、ママ!ぼく!好きな人ができたんだ!」 「おめでとう」 「会いたいよ」 ねぇ?君は今頃、誰の乳を吸って「生き」てるの? 言葉はもう、覚えたかな…? 「パパ、ママ、ニーナ」 「よく、できました!」 「いますぐいくね!」 あれ、おかしいな? 君を抱きしめるために、浮かせた前足が、何故か君を傷つけはじめるんだ、、、 覚えたての、言葉だって突き刺すナイフ 切り裂く人生 「じゃあ、私がナイフ放つ前のその口を、この口でふさいであげましょう」 相対の、チュー 「君は今から私の息を吸って生きてくの」 言葉はもう唾液で 錆びついた… 「ねぇ、君は今さら僕の息を吸って大好きだなんて言ってみせるけど、それなら、もういっそぼんべのように一生、僕が吐く言葉吸って息絶えて」

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