赤羽道夫

読了しました。 文章も描写も荒削りですが、隆太たちの冒険、緊迫感満点の展開で、やむを得なく殺人を犯さなければならない葛藤は、よく描かれていたと思いました。 ただ冒頭、あまりも日常がつづくのが退屈です。日常と非日常を対比させたいのはわかりますが……。 連載中なら、この後どうなるのか、わくわくするところだったでしょう。しかし、完結したいま、ラストが少々残念です。 なぜ、隆太たちが最初から狂人化しなかったのか納得できる説明がないし、これまで応援してきた隆太たちが結局救われないのは、ショートショートならともなく、エンターテイメント長編で、これはちょっと……。群像劇ならまだいいけど、そうじゃないし。 ショットガンやライフルが出てくるのも、日本では非現実的です。
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レビューありがとうございます! 最後まで読んでいただけるとは嬉しい限りなのです(*≧∀≦*) 色々と至らない点も多かったと思いますが…… いや、まだまだ精進せねば ( ̄▽ ̄;)

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