レビューありがとうございました♪ SFの世界でしか起きないような出来事に、能のテーマを入れるという作業は本当に楽しかったです(≧≦) 能楽「隅田川」の主人公である東北の母親にとって、東京の隅田川は何日も何日も足を引きずってたどり着く地の果てなんですよね。ですが、新幹線も飛行機も発達した時代に住む私たちが「東北から隅田川まではるばるやってきた」と聞いても、この母親の絶望の深さというのはいまいちピンと来ない部分があるかなと思ったのです。 現代の私たちにとっても絶望的に遠い地の果てって、どこになるのかな、というのが、この詩集のスタート地点です。それで、地球内では飛行機などを駆使すればどこでも三日く

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