日影「あんたは?見ない顔だね。どうしたんだ?」
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イリア「ひゃ!? あわわ、えぇとわ、私は……イリアと申します」
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日影「まぁ落ち着けや(タバコに火をつける。)で、なんだ?」
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イリア「え、えぇと……こちらにカルという人は来ておりませんか? わ、私の執事なのですが……」
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日影「さぁ。こっちには来てないみたいだけどね。 それにしてもずいぶん困ってる様だね?」
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イリア「わ、私……誰かと一緒じゃないと不安で…… いつもはカルがついてくれるのですが……」
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日影「そうか。 よし、俺も今ちょっと暇だからな。探すの手伝おうか?」
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イリア「あ、はい……お願いします…… ぁ……でも大丈夫でしょうか……カルは大体の男はケダモノだと言ってましたが……」
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日影「ふーん。それは俺も解る。 俺も教師になる前は大体の女を敵だと思っていたからな。」
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イリア「そうなのですか……あなたと私ってなんだか似てるんですね……」
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日影「これ、見て何を感じる?」 俺は首に掛けていたオレンジ色のカードケースを取り出す。 その蓋は大きく割れてそれはのりか何かで直した形跡がある。
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