お返事遅れましてすみません。 拙作へのご高覧及びレビューどうもありがごうございます。 気に入っていただけたようで良かったです。 確かに現代日本が舞台の話ばかりではないし、幻想的な掌編が多いかもしれないですね。 「ルナティック」はそもそも視点に歪みを持つ主人公の一人称なので、満ち欠けを繰り返す月はもちろん、駅のホームのそばに咲く月見草や病院の花壇に開いたポピーといった、それ自体は日常的な光景が不気味な色彩を帯びています。 ちなみに、大麻の原料になる花の中には、ごく普通のポピーと見分けがつきにくい種もあるそうなので、それが本編の描写に繋がりました。 「百ドルの使い道」はマイケル・ジャクソ
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