小説に作者からの説明をつけるなんて、情けないのですが、詳細を伝えないというか、お兄ちゃんがどうなったかを伝えないようにしました。どんな形にしろ、お兄ちゃんが助かったとしたら、主人公は苦しみから逃れられるし、次第に忘れていく。そうさせないために、「…かもしれない」を主人公に残して、苦しんでもらったんです。 もちろん、彼に人間の心があればですけど(笑)
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