レビュー、ありがとうございました。 お察しのとおり、エミルの設定につきましては、メイ子の影響をかなり受けています。もろコピーといってもいいほど。斑鳩というキーワードまでも。 もともと、ストーリーの構成として「最初はおちゃらけコメディにしてやがてシリアスになっていく」というのは決めていました。そこで考えていたら、もうメイ子にしかならなくなってしまいました。 そういう意味で、もしメイ子がいなかったら、この小説はもっと違ったものになったかもしれません。 文化財よりも人間を守ってこそ、というのは、現代物にすると決めて構想を始めたわりと早い時期から考えていて、そのほうが絶対に心に響くはずですから、そ

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