コメントありがとうございます。 最後まで貫き通せたか、と言えば、貫き通せなくなって行ったのだと思われます。(;´∀`) 千砂は最後まで自覚がないのです。兄のことをずっと好きだったのだと。母に縋ったのは、「お母さんは同じ女として私の味方になってくれる」という期待を込めて、賭けに出ました。でも、最終的に自分が家を出され、敗北感を味わいます。 最後は千砂にとっては皮肉な着地点でした。彼女は戸惑ったままなのです。だから、「今夜も、嵐がくる」とつぶやいて終わるわけです。 両親の離婚騒動は、父が相談なくカードで沢山の謎の買い物をしていて、問い詰めても言おうとしないので、不信感を爆発させました。自分もパ
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ちなみに、聡は千砂とは真逆の方向で悩んでいました。両親の期待を一身に受けすぎて、自分は本当はこんなことしたいのだろうか?と、勉強も優等生も本当の自分じゃないのだ、と。でも相談する相手がいません。どうせ誰もわかってくれないだろう、と諦めています。だから、千砂が何かを企んで自分にちょっかいを出してきて、無性に嬉しいんです。嬉し過ぎて歯止めが効かない。さらに、聡明過ぎて「兄妹でセックスなんてみんなやってても言わないんじゃないか」「俺達が問題を起こせば、両親を困らせてやれる」と考え、千砂の企みに便乗し「千砂に勝たせてやる」と言いながら、全部利用しています。聡は恐ろしい子。 だけど、一回ぐらいならと思
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私のモヤモヤした感想でsuiko さんが気を悪くしないか心配だったので、参考になったと言っていただけてホッとしました。 実は数日間、感想を送ろうか悩んでました。でも、素直に感じたことを感じてもらえたらな、色々な意見を待っておられるのかなと、エッセイからも発信されていたので、思い切って感想を送っちゃいました。 NOならば削除したっていいやと開き直りで。 千砂の聡への劣等感と嫌悪感が好きの裏返しじゃないかなと、2回目読んだ時に思いました。 聡と一線を越えた後、こんなはずじゃなかったと思ったのは、恋心だったり、親子間の溝だったり、聡との繰り返す逢瀬だったり、確かに色々な思いが渦巻いているように思え
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おはようございます! 思い切って感想送ってくれて、本当に助かりました。( ´∀` ) 感想とは、それぞれ着眼点から始まるものですから、どんな感想が飛び出しても不思議じゃない、と私は考えます。なので、批判的な感想でもありがたく受け取らせて貰おうという気持ちは忘れずにいたいと思います。 キャラクターの年齢や経験値から、千砂は計画を考えて行動しても、元々そんなに策士ではないからどこかで崩れていく、という部分は考えました。まだ17歳ですからね。( ´∀` ) 千砂は一度でも良いから、両親が自分を聡より大事、可愛い、すごいと褒めて欲しかっただけなんです。あと、普通に聡と仲良くもしたかったんです。極度の
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