カニバリズム、私は凄く好きで、肉体を食べるということに愛を感じますので、ある意味大満足でした。 個人的な性癖に色々と突き刺さる(喉を潰されるとか)のですが、それは置いといて、個人的に思うことです。 神さまはリトを逃がそうとするけど、この子、地上で生きていけませんよね。作中では書かれていないけど、現実的な話、リトもそれが無意識下でわかっていたのではないかと、勝手に思います。 神さまは世間知らずで、ここに送り込まれた子が地上に帰って、今後どうなるのかわかっていない。そこも悲劇的なんですよね。 異形の者が愛を知る。美女と野獣的な(読んだことも見たこともないですが)オーソドックスな話しですが、綺
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本穣さ~ん。 コメントありがとうございます!! 嬉しい!! 本穣さんはカニバがお好き、と。メモメモ。 こんな短い話に深い考察をいただきありがとうございます。 今回は意図的にリトたちの背景の諸々を省いて、いま起こっていることだけに的を絞ったのですが、恐らく本穣さんのご指摘通り生贄は外に逃げれたところで、身に着けていた宝石などを野盗あたりに奪われて殺されたりする羽目になって、生きてはいけないことと思います。 化け物の世界はすごく狭くて、それを知らないんですよね。 書いている内に、リトが神さまへ核を渡すことが『神さまへの捧げもの』で、タイトル回収ばっちりやないか!とひとりで興奮したのですが、でもど
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