微笑ましい想いと若々しい熱を感じる、素敵なお話でした! ある雨の日に意を決して、少しだけ好きな人の近くに……そう思う主人公の気持ちが、雨音と心音のリンクで臨場感をもって伝わってきます。 学年も違うし、運動部と文化部。本来なら接点などないふたり……いつの間にか育っていく恋心。初読みは主人公の後輩君の気持ちを一緒に感じながら、初々しいドキドキを味わいました。 そして、先輩視点を感じながら読み返してみると、また違う景色が見えます。 ひとつひとつ全ての行動セリフに、ある感情、思惑の色がついてる……もしかしたら、文化祭て最初に交わした言葉から……なんて、想像も膨らんでしまいました。(また勝手に妄想暴
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