「ごきげんよう、七星さん、拓叶さん。うちの『アホるる』が、グズグズ煩いから、ワタクシが代わりに参りましたのよ。オホホホ……」 「ゲッ。櫻子さん。折角、るるが帰ってくれたから陸と二人で飲もうと思ってたのによ……るるも余計なことしやがって!」 「槇原さん、なにか仰いまして?」 「あ、いえ。ナンデモアリマセン――」 「「あッ! お久し振りです~ぅ、櫻子さん」」 「まあまあ、七星さんと陸さんの二人して声を合せて大歓迎して下さるのね。嬉しいわ~オホホホホ♡」 「ガンガン飲んで行って下さいね! なんてったって――、ね~? 陸クン」 「そうそう! うちでもガンガンランチして行って下さいね!  

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