ルームメイト同士、不確かで淡い想いを抱きながら過ごす時間。 深夜三時。しんと静まり返り、真夜中より少し柔らかい闇が包む部屋で二人きりのラジオタイム。電波を通したDJの声が優しく響く空間…… もうこのシチュエーションだけで物語が孕む密やかさの中のドキドキを感じます。 主人公が設けたタイムラグ。自分の想いが友達の枠を越えることへの戸惑いと特別に大切に想う気持ちが同居する時間。 実は想いを寄せる相手の彼にとってもタイムラグだった……明かされた事実を知り読み返すと、初読みで感じたドキドキに、また違うドキドキが重なりました。 また、お互いの気持ちがわかるまでの緊張感……否応なしの狭い空
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わーい、あーるさん、お久しぶりです!(≧▽≦)♪ ……と思ったら、何と! またしても こんなに素敵なサプライズプレゼントをご用意くださったなんて! しかも、「シチュエーション演出が冴える」だなんて、 短編としてはいちばん嬉しいお褒めの言葉までいただき、 もう、私としては喜びのあまり、 その場でくるくると目が回るまで踊り倒したいくらいです(笑) そうなんです、短編と言えば シチュが命と言っても決して過言ではありません。 そして、どこの場面を切り取るかを考えるのが 最大の難関であるのと同時に 最高の楽しみでもあったりするのです(´艸`*) ともあれ、今回はまず「3時」というお題がありきの短編でした
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