確かに切ないお話でした。ばら色のハッピーエンド,ではなかったですけど,悲しいとか暗いとかでもなく,なんとも言えない感じが残りました。 突然君継を奪われた広斗たちの気持ちを思うとたまらなく胸が苦しくなりますが,目を覚ました八雲が,君継がいることを知ったときどれほど喜んだかを想像すると,うーん,複雑です。 君継はどうだったんだろう,と考えてみるんですけど,わからないですね。ただ,あの子にネガティブな感情は似合わない。だって,誰も,何があっても,彼を止めることも汚すこともできなかったですからね。彼には透明がよく似合う気がします。 長い長い時間も,八雲と君継の2人ならきっとさみしくないだろうし,君継は
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私が思うに……ですが、君継の事は広斗にとって光輝く子供時代の思い出なのです。 皆さまも子供の頃を思い出すとそれは夏では無いですか? 色々あったはずなのに、本当にそこにいたのかどうか現実感が薄れていませんか? 夢だったのか、君継は本当にいたのか……そう正に夢だったのです。 大人になった広斗は、懐かしい町から住んでいる街に戻って、仕事をして、また恋をしたりなんかして……、流されていくうちに現実に戻っていくのでしょう。 心の内側に引っかかってる「不思議」は知らない何かあったんだ、何かを見落としてるんだって自分で自分を誤魔化して納得している。 それこそおじいさんになる頃、やっと認められるくらい
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あ、言い忘れました、こっちに書いてくださってありがとうございます。本当に嬉しいです。

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