根本的な話になります。九話に限らずですが、路子の発言にリアリティーがありません。なぜならあまりに非常識だからです。三十過ぎの経営者とはとても思えません。  女王様のような高飛車なキャラなのだろうとは思いますが、社外の人間に対してまで高飛車なのはあまりにも非常識なので、社会人としても経営者としても自殺行為です。  だれかれかまわず高飛車なのは女王様のような威厳があるのではなく、勘違いしているだけのただのイタい人です。 「礼節をわきまえたビジネスウーマンで、社内の人間やプライベートでは女王様キャラ」ときちんと内と外やオンオフを切り替えることができているなら、イタい人ではなく素敵な女性と言えます。
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コンソルロコ社は、弁護士事務所と探偵事務所の中間という設定です。(路子は弁護士の資格はありません)今回の彼女の仕事はタブレットの事故調査なので、調査対象の会社に下手に見られないよう頑張っている姿を表現するのと、部下とのコンビネーションを滑稽に見せたかったんです。最初のイメージとしては「傷だらけの天使」(古)だったのですが、この路線でどうですかね? ギャグの混ぜすぎが出ちゃうのが問題でしょうか。それとも需要の無い作品なのでしょうか。
弁護士がいない場合は弁護士事務所ではなく法律事務所と言います。路子は弁護士資格を持ってないそうですが、司法書士・弁理士・行政書士などの法律の資格を持っているという設定ですか? もし仮に行政書士の資格を持っているとしても、弁護士のような行為をすることは法律違反になります。その事はご存知ですか?
弁護士のような行為を非弁行為と言い、弁護士法違反なので逮捕される場合もあります。 設定はよく考えて作りましょう。
 路子と啓太は、ホームズとワトスンのような「探偵&助手」のコンビですね。まったく問題ありません。  素敵なお姉さまとそれに憧れる年下の男。女王様と下僕のような関係もアリです。コメディドラマによくありますね。  これらの設定は珍奇ではなく、むしろ「ありがち」と言えます。だからこそ、ありがちな展開がダラダラと続いてしまうなら読者は退屈してしまいます。 『ま、次はこうなるんだろうなぁ』という読者の予想を良い意味で裏切るような意外な展開があると、読者を惹きつけることができます。  原稿は完結済なんですよね? 途中までしか読んでないので、ストーリーを変えたほうが良いのかそのままで良いのかはまだなんとも言
>調査対象の会社に下手に見られないよう頑張っている姿を表現 『調査対象社(者)に舐められたくない』という路子の気持ちはわかります。ですが、「だから偉そうな口を聞く」という結論を出して無礼な発言・行動するのは間違いです。 >部下とのコンビネーションを滑稽に見せたかったんです。  コメディ仕立てなんですよね。それは全然問題ありません。 >最初のイメージとしては「傷だらけの天使」(古)だったのですが、この路線でどうですかね?  傷天だとショーケン&水谷豊の「下っ端二人」のコンビですよね。御作の場合、岸田今日子&ショーケンのような「女上司と年下の部下」コンビですね。  路子としてはカッコ良く決め
 第一、やらかした会社の人間が、調査にやってきた社外の人間に対してそんないやがらせをするなんてまずあり得ません。このエピソードそのものがリアリティーがなさ過ぎてついて行けません。『やらかしてしまった! 大変だ! なんとかしなくては!』で頭がいっぱいのはずなのに、問題解決のためにやって来た人間に『いやがらせをしてやろう』なんて発想がどこから湧いてくるんでしょうか?  この男の当事者意識がなさ過ぎです。責任感ゼロです。問題解決能力もゼロ、正しい判断力もゼロです。自分で自分の首を絞めてしまっています。自殺行為です。こんな人物を登場させる必要がどこにあるんでしょうか? 彼が真犯人で黒幕ですか? 違いま
 誤解しないでほしいのですが、「性格が悪いからこんな人物は登場させるな」と言ってるのではありません。リアリティーがないからです。  こういう性格が悪い人は実在します。ですが、こういう状況でいやがらせをする人はまずいません。だからリアリティーがないのです。  まずいないのに、「いた」とするなら、それは大事件として扱ってください。笑いで済ませるべきではありません。物語のメインテーマにして深く掘り下げて断罪すべきです。 「コメディだからなんでもアリ」とか「ファンタジーだからなんでもアリ」とか「小説は虚構なんだからなんでもアリ」とか言う人がいますが、間違いです。虚構だからこそリアリティーが必要なんで
謝謝你。ダメ出しに快感を感じる様になってきました。本作はかなりリアリティーに欠けてしまったと反省しています。もう最終話まで書いてしまっているので、このあとのギャグもお気に召さないと思いますがこのまま投稿してお叱りを受けとめます。

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