ぬいぐるみ、マスコット、落書き。そして静養先の田舎で出会った人語を話す不思議な「たーさん」。 主人公の寂しい心に寄り添うよう、ずっと傍らにいる存在の「たぬき」が結ぶ想い。 心を病んでしまった主人公の愁君が、ゆっくりと癒されていく姿がやわらかに描かれ心穏やかに物語に浸りました。 まるで物語の中の自然豊かな温泉に浸かりじんわりと心を解されていくような… 霧の森、川のせせらぎ。森を渡る緑の風。ノスタルジックな街並み。人の温かさ、美味しいご当地料理。登場人物の目に映る景色が、細やかな心情表現と共に情緒的に描かれ物語の世界が眼前にぱぁっと広がります。 愁君とたーさんとの出会いのシーンがとても好きです。
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あーるさん素敵なレビューをありがとうございます! とっても嬉しいです! 楽しかったとのお言葉にホッとしております! (∩´∀`)∩ワーイ 旅行とか美味しいご飯とか(あ、それはいつもか)温泉とか、ノスタルジックな雰囲気の町並みとか、豊かな自然とか、可愛らしい動物とか……たろまろの大好きなものを詰め込んだ物語でした。 日々のあれこれ、達成感のない家事や逃れられない仕事で疲れた毎日にホッと一息してほしい。たろまろと一緒に温泉に浸かった気持ちになってくれたら嬉しいと思っていました^^ だからあーるさんのレビュー、とーーーーっても嬉しかったです! 愁の心だけではなく、慎二の気持ちにも寄り添ってくれ
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