あーる
お金がないからこそ、感じることができる幸せ。だけどその気持ちには切なさも混ざりあって……
序盤のやり取りで、ボロアパートの狭いひと部屋が、今の樹君にとっては一番大切な場所だというのが伝わってきて、会話のひとつひとつにキュンが鳴り響きました。
仲良し同士でルームシェアをしても、案外相手の嫌なところが見えたりすれ違ってしまうことも…… でも樹君は反対に同居してからどんどん相手の魅力に惹かれてしまう。それは樹君のように素直に気持ちを伝えられない関係なら、切なさが伴う厄介な感情なのかもしれないなと案じてしまいます。
慧君のちょっとした言動が樹君の恋心を疼かせる。そんなシーンに一緒にドキドキして
