ある日、銀杏並木がオレンジ色の夕日の光のシャワーに包まれた 幻想的な風景に出合い思わず佇んでいたところに裕子さんの姿を見た様な幻想に陥った。 その感動を忘れない様に描き留めようと筆を走らせて 一晩の内に一気に描き上げた。それが短編小説の様に纏まった。 自分でもよくこれだけの文量を一晩の内に描けるものだと不思議な感覚だったが、それだけのエネルギーが残っているという事は、きっと未だ若いのだろうなあって思えた。 未だ中学生のあの頃のまま少しも変わっていないと実感した。 中学生の頃は鉄腕アトムや鉄人28号とか海のトリトンなんて 漫画ばっかり読んでて、社会人になってからも小説なんて一冊も 読んだ

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