四条「俺は何でもお見通しだからな。月季で決まりだ」 冴木「でもわからないんだ」 四条「なにがだよ」 冴木「俺も月季さんだと思ったんだけど」 四条「だろ?」 冴木「鶴田さんが言うには、『攻め』か『受け』かで言えば、『攻め』だって言うんだ」 四条「…なら…違うか? まぁ…あいつが『攻め』でも違和感ねぇ腐女子は多そうだが、俺の勘によるとあいつは『受け』だ」 冴木「…俺もそんな気がした」 四条「そういう奴だからなあいつは。んじゃ月季じゃねぇな。他にはなんつってた?」 冴木「ああ。鶴田さんが言うには、『もし謎のウイルスが蔓延して寮から外出できなくなったら美容院へ行く代わりにその人に髪を切ってもら

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