冴木「それが…鶴田さんが言うには『好きなものについて語りだすと朝になる』って…」 四条「月季じゃねぇか。もうな、その時点で月季だよ。朝まであいつの話聞いた俺が言うんだから間違いねぇ。証人付きで月季だ」 冴木「でも…」 四条「でもじゃねぇ。月季以外にいねぇから」 冴木「鶴田さんが言うには、月季さんじゃないって」 四条「なら月季じゃねぇだろうがッ! 先に言えッ」 冴木「あ、ああ…悪い。お前がどんどん余計な話を暴露していくのが楽しくてつい」 四条「お前、俺がポケットの煮干しについて考察してた時どんな気持ちで聞いてたんだ」 冴木「絶対あり得ないと思って聞いてた」 四条「…………。しっかし、わから

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