個人的に一番書き難いのは『会議』の場面です。何度も会議の場面が出てきますが、様々なフィクション作品のような特徴的な語尾や性格の人がいないものですから、誰が喋ってるのか分からなくなります。だからこそ、会議の場面が最も『個性』が出るのかなとも思っています。一番書くのが大変なのが会議で、個人的に読んでいて楽しいのも会議の場面です。 私の作品は特別凄い特徴のある人とか、目立つ人はいません。その辺のスクランブル交差点ですれ違っても気付かないような人達です。でも、考えていない人はいません。 皆が生きるために考えているし、死なないために動いています。物語を進行させるためだけの人間は誰一人としていません。
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