※この物語はファンタジーなので科学的な事実ではないしSFでもない。まして科学的なお話にするつもりもない。この話のメインではなく、あくまでも書き手のため幻に対する理屈付けとしてするものである。 ファンタジーだからよく解らないものとして適当に設定してはならない。能力や知識に個人的な限界があるが可能な限り細部に至るまで明確な理屈が必要。 ※前提1 ブロック宇宙論に基づき心優《みゆ》達が視認できるもしくは意識できる三次元レベルでは時間は存在しない。 時間は過去から現在と未来を測定するための単位であり概念でしかない。過去は人間の記憶や記録しかなく、現在から過去に戻ることは私たちが存在していると定義す
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※前提5 現実世界として心優《みゆ》の意識はひとつだが選択しなかった運命は意識が一度は向けられた(しかし選択はされなかった)波動として高次元領域で空間に揺らめきを残している。揺らめきは別の世界(虚構の世界)を超高次元レベルで形成している世界として我々の世界に共存し揺らめいている。 だが我々が認識できうるレベルではないのでその世界は見えない。 ※前提6 虚構の世界は同一世界にある三次元世界を認識する或いは意識できる可視領域では見えずに同一宇宙に別次元領域としていくつも存在しているが、これも物語上の設定であって科学的事実ではない。 ※エヴェレットの多世界解釈 (この物語はファンタジーなので、

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