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crazy’s7@不定期更新中
2021/11/28 19:27
【物語について】 ジェノの冒険者仲間の女性は、冒険者という職に対して良く思っていなかった。というのも冒険者とは未開の地などを旅し、冒険をしながら生計を立てる人間ではあるが、冒険者の英雄と名高い人物が生きていた頃から100年がたっており、様々な古代の魔法品や財宝が眠る神殿などは、この数百年でそのほとんどが発掘され尽くしてしまったからである。 彼女にとって冒険者とは、”定職に就かずに叶いもしない夢を追っている馬 鹿な人間というイメージ”だったからだ。しかしある事件が起き、そのイメージは変わったものの、良いイメージでないことは変わらなかった。 【良い点(箇条書き)】 ・女性の観点と男性の観点との違
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crazy’s7@不定期更新中
2021/11/28 19:27
【見どころ】 この物語は英雄譚ではない。あらすじにも書いてはあるが、あえて言いたい。 魔物も存在し、一部先天性の素質をもった魔法使いも存在するファンタジー世界だが、ヒューマンドラマである。心を抉るような物語だと感じた。 モンスターと戦い、仲間と絆を築き、魔王と戦う。そういう所にスポットをあてているのではなく、登場人物たちが、それぞれ自分自身と向き合っていく物語であるという印象を受けた。 そこには他者に対する憎しみや嫉妬など負の感情が渦巻いており、理解されない者もいれば、一方的な感情を向ける者もいる。人間の負の部分をこれでもかと突き付けられているような気持ちになる作品だと感じた。 それぞれに事
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