世津路 章
こっこりここで反省会すると、この作品を書き始めたのが2015年前後で、そのときざっくり立てた骨組みを元に書いているのですが、ゆっくり過ぎたせいであの頃と今とで筆者の頭のなかも大きく様変わりし……たいそう難儀しました……。
色んなものを見聞した結果、「恋愛ですべてが解決する」物語が大分キツくなってしまい、でも繁雄となずながああなるのは決まっていたので、自分のなかで折り合いをつけるのにすごく時間がかかってしまいました……単にキャラがｷｬｯｷｬｯとデートするだけの話だと思っていたのに……書くのに３ヶ月もかかった上にこれでいいのかもいまいちわからない……。
「恋愛」を否定したいわけでなく、「恋愛を
