また、ミステリアスな少女メルジューヌ。今になってみると、彼女の仕草や表情、言葉のひとつひとつが……(このあたりはⅢのレビューで騒ぐ予定です)。  私は今まで、ATPは「読み進めるほどに面白くなる小説」だと思っていました。が、それに加えて、「完結後に読み返すと更に面白い小説」だったなんて!  もしもⅠを読み終えたばかりの自分に会えるなら、言ってやりたいです。「おめでとう。あんたは最高の小説に出会ったよ」 「それはもうわかってる」と興奮気味に返されるかもしれません。でも、更にこう言ってやります。 「いや、わりとガチで18%くらいしかわかってない。文字数的にも内容的にも。ATPは、これから110%
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戦 雪さま、この度は愛のあるレビューをありがとうございます…!大好きな作家さんである戦さんにレビューをいただけるだけでも感激なのですが、特に内容と勢いに沢山笑わせていただきました! まず、トラックの下……そこ?!ありえないだろと罵られる覚悟でしたが、まさかそんなところでツボってくださる方がおられるとは、世の中不思議に満ちているなと思いました。 そして、2話ですね。いきなり舞台が海になることについて、読者はどう思うのだろう?と常に不安を感じているのですが、確かにこれぞATP…!というところかもしれないと気付かされました。意外と移動しますもんね。これからは自信をもって、船の上なんて序の口だぜ!と
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