担当 フード エピソードタイトル 「思い出は花火のように」  夕方五時を少し過ぎた頃、イルミネーションがちらほらと輝き始めた。 「そろそろ、夕ご飯にしようか。そこのレストランなんてどう?」  レストラン・デネヴーー七色にライトアップされた屋根の上の白鳥が幻想的な雰囲気のレストランだ。 「復活メニューだっけ」  遊園地の乗り物にまつわる都市伝説を体験すると、特別なメニューが食べられる。そのメニューは、子供の頃に誕生日のお祝いで食べた記憶があった。  窓際の席に案内されると、乗ったばかりの絶叫系アトラクション「メテオ・ストライク」が見えた。 「怖かった?」 「え? うん……でも」  それ以上に
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「僕も一度だけここに来たんだ。今の今まで忘れていたよ」 「どうして……」 「両親と久しぶりに出掛ける日で、前日からはしゃいで寝不足だった。興味のないコンサートでも嬉しかったんだ」  六歳になったばかりのゼダには、クラシックコンサートを最後まで楽しむのは難しかっただろう。うとうとしている間に、ゼダの父は急な仕事に出かけてしまった。 「泣いたよ。僕が寝たせいで父は怒って帰ってしまったと思い込んだからね」  かわいそうに思ったゼダの母は、この遊園地に連れて来た。 「正装で遊園地は恥ずかしかったけど、ピエロに風船を貰ったりして楽しかったな」 「でも、何で忘れていたの?」 「その後、こっぴどく父に怒られ
「意地悪……」 「ごめんごめん。レイカがちょっと羨ましかったんだ。家では嫌いとか苦手とか、言えないから」 「学校でも言わないじゃない」 「先生や友達を困らせたくないからね。でも、レイカはちょっと違うかな」 「え?」 「レイカには思っている事は何でも話したいし、聞きたいよ」 「うん」 「僕、甘いデザートも大好きなんだ」 「知ってる」 「帰る前にカフェのデザートを一緒に食べてくれる?」 「もちろん! アレね!」 「「星空から花火を!」」  ゼダが子供の時に食べた花火が刺さったパフェの名だった。 「「ごちそうさまでした」」  手を繋いでレストランを出る。 「そこのお二人さん!」  機械を通した様な声
イベント感想  今回は皆さんの作品を読んで楽しもうと思っていたのですが、特別なフードメニューと聞いて参加してみたくなりました。自分自身はそんなに食に興味がないはずなのに、キャラクターには美味しいものを食べさせたくなります。食事風景は、キャラクターの性格や人との関わりを描くのにうってつけだというのもあります。好きな人との食事はぽろりと本音をこぼせる時間でもあるかもしれません。そんな事を考えながら、ストーリーを作ってみました。  大きな事は起こりませんが、リラックスしてお読み頂けると嬉しいです。有難うございました。
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射谷さん✨ 原稿ありがとうございます😊 後々確認次第またメッセージしますのでよろしくお願いします🙇💦
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射谷さん✨ 返信が遅くなりすみません💦 まるでこの先のお話を知ってるかのような2人のデートご飯とラストにビックリしてしまいました! 射谷さん、凄いですね✨ 運営のスタッフさんと発想が似てるのかも!? 射谷さんにも同じく才能を感じます✨ そこで少しお願いがあります。 もしかしたら少しだけラストを変更して貰う可能性があるかもしれません。 もちろんせっかくこんなに綺麗な形で仕上げて頂いたものですから、なるべくそうならないように話し合いしたいと思います。 もしそうなってしまった場合は本当にすみませんがよろしくお願いします🙇
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すみません! 実は、今後のストーリーを絵空事さんから聞いていたんです🙇‍♀️ こんな感じに終わらせてね!って言われていました。 修正は致します! よろしくお願いします!
射谷さん✨ そうだったんですね!すみませんでした😭 私の確認不足かもしれません…申し訳ありません。 なるべく射谷さんにはお話を変えて欲しくないので 私の方からまた聞いてみますね。返信ありがとうございました🙇💦
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射谷さん✨ おはようございます。朝早くからすみません💦 昨日の件なのですが、確認して話し合いしましたところ、射谷さんのお話はそのままで大丈夫になりました。 不安にさせてしまい申し訳ありませんでした🙇
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こちらこそ、お手数おかけしてすみませんでした🙇‍♀️ 何か不都合がありましたら何なりと仰って下さい。よろしくお願いします。
射谷さん✨ 今日はお疲れ様でした✨ 絵空事さんからご指摘頂き気付いたのですが、あとがきの公開予定のバグで明日公開のはずが今日公開されてしまっていたみたいですね… まだ編集が全て終わっておらず、あとがきを頂いてない方もいたのですが… 不安な思いをさせてしまい本当にすみませんでした😭 射谷さんのお話、凄く素敵でした。 フードメニューを作ってくれた3人の方々も凄く喜んでくれています😌 隕石ハンバーグの美味しそうな描写、思い出話に花を咲かせながらの美味しいデート。 都市伝説解放の物語にはまさにピッタリなお話です✨ 参加して下さり本当にありがとうございますm(_ _)m
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