三谷椛さま、レビューありがとうございます。 「不器用さ」は本作の一番のテーマだったので、汲み取っていただけて嬉しいです。 また、どの作品においても「現実の厳しさ」を意識しているので、そこにも触れていただけて、報われる思いです。 憎しみの原因が身勝手な嫉妬だと気づいたとき、自分の醜さと向き合うのはとても怖いことだと思います。 笠井のように自らの弱さから目を逸らし、相手を貶めるか、陽子のように自らの弱さを認め、歩み寄る努力をするか、どちらにでも転ぶ可能性があるのが人間だと考えています。 【相手の弱みや心を少しずつ理解していって分かり合えるようになる】 まさに椛さまが仰る通り、憎んでいる相手

0/1000 文字