お返事ありがとー💕 そう言ってもらえて嬉しい。 『an』は、重い話だと感じる人も多いかもしれないけど、私はこころの成長譚だと思ったよ。 摂食障害は自分の中の自分と戦うものだから、医師が治せるものじゃない。 ふとしたとき、その障害は衝動のようになり、本人の体や心を蝕んでいく。 作中の医師二人の対極性は、精神科のお医者さんのありかたを顕著に出していた。 身体機能の正常化を目的にする場合と、こころの正常化を目的にする場合と、それにより変わる治療法は、すべて医師の性格による。 特に『an』のヒロインには、障害の端緒となる部分に大きな瑕疵がなく、そこを癒やすための手立てが言葉にはないから、最初の医師の
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