雨のなか、捨てられていたチビ猫。優しい神坂海斗(小学五年)に拾われ、ミウという名前も付けてもらいます。 海斗はパーカーのポケットにミウを入れて、町を散歩します。山中神社の神様は願い事をかなえてくれるかも、と教えます。 ミウに大甘の海斗。けれど、どこか寂しそう。海斗の家にはお母さんがいない。お父さんも忙しそう。何があったのかな? ミウは思います。海斗にはいつも笑顔でいてほしい。あたし、恩返しがしたい! 人間の姿になって(← ここがミソ)一働きしたい! 山中神社の神様――ヤドリギ様のお姿は、どういうわけか、草ボール! でも、かなりのパワーの持ち主のようです。ミウの願いは聞き入れられます。
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