実は私、最近ずーっと考えていることがありまして。 誰にも嫌な思いをさせないことを考えたら、小説なんて一文字も書けなくなっちゃうんじゃないかと思うんです。 たとえば極端な例だと、「おばあさんは川へ洗濯に行きました」っていう昔話の鉄板フレーズも、川の事故で身内を亡くした人のトラウマを想起させる、なんてクレームをつけようと思えばつけられるんですよね。 さすがにここまで行くとただのイチャモンですが。笑 登場人物の名前も、現実に一人もいない名前なんて調べようがないし、なるべくいなさそうな名前にしたところで、少なければいいのかという話になるし…… それを考え出すとキリがないので、気にはしつつ、「このお話は
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