出版業界全体が委縮してしまっていて、誰もリスクをとって新しいことをやろうとしなくなっているそうです。だいぶ以前から。手っ取り早く確実に業績を上げられるから、既にあるものの真似をする。それを繰り返していると文化は痩せていくと思うんですけどね。 私が「道に落ちているもの」の比喩に込めたのは、「既に値段の決まっている、お金で買える価値」と言う意味です。ひつじねこさんの世界に対する眼差しや行為は素晴らしいと思うし、尊敬しています。 私も、雨に濡れてキラキラ光る石を拾って帰る子供でした。で、翌日乾いたそれを見て、あのキラキラはどこへ行ってしまったのかと思う。その、つかの間現れて簡単に消えてしまうものを

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