猫の拙い描写力で恐縮ですが、レビューに挙げた部分の例です。→『男の大きな黒い影が、のそりのそりと近寄って来る。動かなければ何も出来ないのに、まるで男の影が質量でも持っているように、私の臓物をその場に押さえつける。不意に衝撃が走って、少し意識が遠退いた。苦しい。足が地面から離れるのが分かった。膨れ上がった男の右腕が、万力のような力で私の喉を締め付けている』 描写を濃くするには、事実を羅列するのではなく、実際に自分がその場にいたら、どんな感覚が体の何処に訪れるか、細かく書いてみると良いですよ。 あと、句読点についてのご指摘があったようですが、私は序盤、逆に足りなく感じました。これには好みもあります

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