昨夜のつづき。 日ユ同祖論と宗教観の違い。 日ユ同祖論なる説を古代史の中でたまに聞くことがある。 日ユ同祖論とは、ユダヤのイスラエル十二支族の内二族がユーラシア大陸を渡り日本人の祖先となった説。 様々な推論が展開されているが宗教観は驚くほど違う。 ユダヤ人はノアの方舟で有名なノアの子セムの子孫で一般的にセム人と呼ばれている。 セム人は敬虔なユダヤ教信者でヤハウェを主として生活をしていた。 因みに神の子イエスはヤハウェの子とも言われている。 この敬虔なユダヤ教信者をユダヤ人と呼ぶ。 ユダヤ人は各地で迫害を受け、エジプトではモーゼに導かれてエジプトを脱出した。 このユダヤ人の指導
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日ユ同祖論と宗教観の違い(2) つづき。 ヤハウェはヨシュアに啓示した。 カナンの人々を滅ぼしてカナンの地を手に入れろと。 カナン人は都市国家を築いており、各都市にはバアル神と様々な神々を奉っていた。 昨夜のアジズ神も、その一つである。 ヤハウェの啓示を受けたヨシュアに率いられたユダヤ人はカナンの諸都市国家を次々と侵略虐殺していき、カナンの地の新たな統治者となる。 カナン人の主神であるバアル神も発音をもじり、バアル・ゼブル(崇高なるバアル神)からバアル・ゼブブ(蝿のバアル)と嘲笑らった。 そしてキリスト教ではベールゼブブ(蝿の王)と呼ばれる悪魔となったのである。 その他の神
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