story…5

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詩杜(話しを戻しますね 元気がないのは椿のせいでしょ?) 蜜柑「誰のせいでもないよ」 詩杜(でも椿が関わって いるじゃないんですか?) 蜜柑「…うん」 詩杜(わかりました 早く元気になって下さいね) 蜜柑「ありがと…詩杜」 ちょっと緊張気味に 名前を呼ぶとクスっと 電話ごしから聞こえた 詩杜(いえそれでは) 蜜柑「うん」 電話を切りぼーっと してると下から僕を 呼ぶ声が聞こえた 何だろ?…ママかな? 蜜柑「どうしたの?」 二階から叫ぶと ちょっときてっと言われた リビングに行くと ママがお出かけの準備をしていた 蜜柑「何処か行くの?」 ママ「そうなのよお 雨が降ってるからね パパに傘を届けてくるわ」 …ほんとだ いつから降ってたんだろ 蜜柑「わかったよ」 ママ「柚子も一緒にいくから 留守番よろしくねみいちゃん」 柚子も行くんだ 蜜柑「わかったよ 行ってらっしゃい」 ママ「行ってきます」 柚子「行ってきまあすっ」 玄関に鍵をかけて リビングに戻った 久しぶりに 椿と二人っきり 何か…緊張する  
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