story…5

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side 椿 夜になり俺はすぐに 柚子君に連行された 柚子「お前蜜柑に 何もしてないだろうな」 椿「…うん」 何もしてない訳がない 柚子「嘘じゃないだろうな?」 俺はコクンっと頷いた 柚子「ふーん ならいいよ」 椿「……」 柚子「俺寝るから」 っと言って柚子君は 眠りについた 俺も寝ようかな っとか思っていると 俺の携帯が鳴った 携帯の画面を見ると "詩杜"の文字が… …なんだろう 椿「…はい」 詩杜(はい…じゃありません 貴方は何をしているんですか?) 椿「…なにも」 詩杜(なにもじゃないでしょう? 蜜柑とは仲良く しているんですか?) 椿「……」 詩杜(蜜柑悲しんでましたよ?) 椿「…だって」 俺は今までの事を 詩杜に話した 詩杜(なるほど それは…困りましたね) 椿「…ん」 詩杜(今は寝てらっしゃる のですよね?) 椿「ん」 詩杜(今会いに行っては どうですか?) 椿「…あ…そっか」 詩杜(それに貴方は高2ですよ? 幼稚園児に負けてるんですか? 情けないですね) 椿「……」 詩杜(何が怖いんですか? 蜜柑を取られたくないなら 頑張りなさい) その通りだよな このまま柚子君の思い通り なんかにいかれたら困る  
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