story…1

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椿「蜜柑…顔赤い」 蜜柑「だって…//」 ギュゥ うぅ…恥ずかしい// 椿「…可愛い」 蜜柑「可愛く…なんかないよ//」 椿「可愛い…よ?」 蜜柑「…あり…がと//」 可愛いって言う言葉は 葉都先輩みたいな人の為に ある言葉だと思うけど… 蜜柑「椿…あの…」 椿「…ん?」 蜜柑「…お腹空いた」 椿「クス…ここ…何も無い」 え!? なにもない!? 椿いつも何食べてるの? 蜜柑「じゃあ…食堂行く?」 椿は横に首を振る んーじゃあ… 蜜柑「寮にある コンビニ行く??」 椿はまた首を横に振る じゃあ…どうしよ 僕が悩んでいると コンコン っと部屋のドアが ノックされた 誰だろ…? あ…この格好だと 誰だとしても 変に思うよね… 蜜柑「…椿…あの 降りる…ね?」 椿「……」 ギュゥ 椿はさっきより 僕を強く抱きしめた 蜜柑「つ…ばき?」 椿「…このまま」 このまま? コンコン 蜜柑「ほら…誰か来てるし また…後でね?」 椿「……」 そんな… 捨てられた犬みたいな 悲しい顔しなくても… なんか…悪い事しちゃった  
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