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蜜柑「…ごめんね?」
椿は首を横に振る
コンコン
あ…誰か訪ねて
来てたんだった…
蜜柑「はい!!」
ガチャっとドアを開けると
少しむすっとしてる
葉都先輩と
ちょっと怖い顔をしている
詩杜さん
…怒ってる…よね?
蜜柑「…あの」
詩杜「ご飯持って来ました」
え!?
蜜柑「…えっと」
詩杜「深海の部屋には
夜ご飯になる物は無いと
思いまして」
その通りです
ちらっと見た所
食パン…しかなかったです
蜜柑「ありがとうございます」
僕はペコっと頭を下げた
詩杜「いえ
じゃあ私達はこれで」
蜜柑「あ…あの!!」
詩杜「はい?」
蜜柑「中入って行きません?
ご飯のお礼と…廊下で
待たしてしまったので」
詩杜「蜜柑はいい子ですね」
そう言って詩杜さんは
僕の頭を撫でてくれた
ん…なんか照れる…ね//
葉都「…みっちゃん」
蜜柑「はい」
葉都「僕…
怒ってるんだからね!」
あ…はい
わかってました…
僕がショボーンとしていると
葉都「でも…
ミルクティー作って
くれるなら許すよ!」
蜜柑「わかりました
作りますので…
許してくれますか?」
葉都「う…
みっちゃんかあいい!!
許すよ許すよ!」
そう言いながら
僕に抱き着いてきた
いや…
可愛いのは葉都先輩だと…
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