story…2

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蜜柑「…ひま」 はぁ コンコン うん? 誰だろ…? 部屋のドアを開けると 葉都先輩がニコニコしながら 立っていた 蜜柑「どうかしたんですか?」 葉都「ううん! 暇だったから」ニコ 蜜柑「そうですか どうぞ」ニコ 葉都先輩を部屋に 上げお茶を出し ソファに座った 葉都「みっちゃん」 蜜柑「はい?」 葉都先輩は立ち上がり 僕の頭を優しく撫でてきた 葉都「目…腫れてる」 蜜柑「これは…テレビで…」 葉都「…泣いていいよ? ふかちゃんと何か あったんでしょ?」 蜜柑「ふっ…うっ…ッ」 葉都「我慢しないでいいよ 今は僕しかいないから」 蜜柑「ッ…あり…がと ごさい…ます」 僕は葉都先輩に 抱きしめられながら 子供みたいに 泣きじゃくった 葉都「…大丈夫?」 あー また目腫れちゃう 蜜柑「大丈夫です ありがとうございます」 葉都「全然いいよ」ニコ はぁ 目と鼻痛い… 葉都「ふかちゃんと今 一緒にいるのが辛いなら 僕の所くる?」 蜜柑「え…?」 葉都「僕の所 一人部屋だし 辛いならおいで」ニコ 蜜柑「本当に… いいんですか?」 葉都「全然いいよお」ニコ 蜜柑「じゃあ…お言葉に 甘えさせていただきます」 お泊り…初めて 椿一人で大丈夫…かな?  
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