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え、ちょっと待って………
嫌な予感と冷や汗が止まらない。
奥から出て来たのはタオルで手をふいてる海原。
な、何してんのよ!?
「う、海原!?」
「ちょっと彩香!呼び捨てするならファーストネームで呼びなさい!」
驚いてるあたしとは反対に、のほほんとしてる海原。
なんでお母さんこいつの事知ってんの?
なんでこんなに馴染んでんのォォォォ!?
「彩香、なんでお母さんに連絡しなかったの?海原くんがうちに泊まる事」
「だ、だって」
向かいに腰を下ろすと、お母さんはニコニコしてる。
「別にお母さん怒らないわよ?こんなカッコいい人が泊まるなんて反対するわけないじゃない♪」
キラキラした笑顔で話すお母さん。
……この面食いめっ!海原の事、気に入ったわね!?
「本当に勝手な事してすいませんでした」
海原が頭を下げると、慌てて頭を上げさせる母。
「全然大丈夫!いっその事、ここに住んじゃいなさい!」
ん?
今なんと?
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