†終わり†

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5分前―――――   「どしたの?急に来いなんて珍しいね」   初めて出会ってから20年がたつね   「速く部屋に入れてよさむいんだから!!」   相変わらず君は美しいんだね   「うわ~相変わらず悪趣味な部屋(笑)」   君にはきっと黒のドレスが似合うと思って用意したんだ   「紅茶がいい~砂糖は多めに入れてよね~」   君にぴったりな柩も   「ねぇ~なんであんたがドレス飾ってるのよ」     『着てみてよ』     「え?いいの?」   そう その笑顔 一番大好きだ   誰にも渡さないよ   そう あの男にも
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