序章『菩薩眼(ぼさつがん)』

1/5
前へ
/660ページ
次へ

序章『菩薩眼(ぼさつがん)』

龍脈を監視する密命を帯びて旅を続ける一人の女。   行く先々で起こる摩訶不思議な事件の数々…それは物の怪(もののけ)が引き起こす惨劇か、それとも人の欲望が生み出した悲劇なのか!?   荒ぶる物の怪たちを鎮めたるのは人々の生き血か、それとも彼女の菩薩眼(めぢから)か…     ※龍脈…風水用語で連なる山々の大地の流れる「地の気」気の道筋のこと。 龍に見立ててこう読んでいる。
/660ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2017人が本棚に入れています
本棚に追加