事件

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…そんな勇気もない。 まだ自分の人生に未練があるのだろうか。 この何も生み出さない不毛の心に何かを期待しているのか。 馬鹿らしい。 ふと携帯電話が鳴った。 メールだ。 そして素晴らしき惰性に満ちた1日がまた幕を開ける。
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