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ロード「それじゃぁ良いこと教えてあげるよぉー、ボクのお父様は大臣でレズリーさんとは知り合いなの…♪」
レズリーとはおじさんの事。
そうか、だからロードも私の事を知っているのか…
「そ、そうなんだ…;;;」
そう考えると何だか安心してマナはホッと胸を撫で下ろした。
「それで、何して遊ぶの?」
マナの問いにロードは少し考えてから口を開く。
この時、マナはてっきり子供の遊びを言われると思っていた。
例えば、トランプやら隠れんぼ?
でも期待はまたもや簡単にも裏切られた。
ロード「えっとねぇー、宿題♪」
「……は?」
今、"宿題"って聞こえたような気がしたんだけど……気のせい?
こんな場所で宿題?
なんで!?
色んな事が頭の中で回って思わず石化したように固まってしまった。
ロード「ティッキーじゃ学無しで使えないし…千年公は忙しいしー、マナにしか頼めないんだもん♪」
「……はぁ……宿題ね;;」
満面の笑みでロードはマナを見つめる。
そんな顔で言われたら断るに断れない……;;;
(っていうか、なんで私?)
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