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ロッカーの
扉を開ける
光はみえたけど
闇の中だった。
電気消えてるからか…
散らばった紙を
ひとつ
また
ひとつ開いていった。
ひとつ
ひとつ
涙がこぼれた。
一人残された教室で
アタシは
学校で初めて
泣いた…
紙には、
アタシへの
悪口がたくさん書いてあった。
『消えろ』
『ブス』
『気持ち悪い』
『頭悪い』
『バカ』
『死ね』
『学校くるな』
『自己中』
あれ?
『自己中…』
アタシが悪い部分あった…
よし!
アタシは
みんながいるであろう
駐輪場に走った。
てか体めっちゃ痛いんですけどー!
アタシには
大切な友達が二人いたんだ。
ケイコとメグミ。
駐輪場にケイコとメグミがいた…
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