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がちゃっ!
ピカ「おーい、カービi(ry」
カービィ「今の僕に話しかけないでよドブネズミが!!!!!」
ピカ「それは聞き捨てならねぇ!!確かにネズミだけどドブじゃねぇ!!!ハツカネズミだ!」
カービィ「嘘つくなよてめぇΣ」
カービィは、メタナイトの部屋でカレーを食べていたらしい。さっきまで大盛にもられていた皿はもう、ご飯一粒も残っていない。
静かにギャラクシア(My剣)の手入れをしていたメタナイトが突然の来客に目を向ける。
メタ「(全く…、今日はなんだか慌ただしいな。カービィといい、ピカチュウといい…)何かあったのか?」
ピカ「ルカリオにカービィの事を頼まれててな、さっきデデデとカービィがしょーもない喧嘩をして…」
カービィ「しょーもなくないもん!!カレーにソースいれるなんてありえなi(ry」
メタ「だから血相を変えて私のところでカレーを食べたということか」
剣を丁寧に置き、いまだギャーギャーと騒ぐカービィに歩み寄るメタナイト。そして、優しくぽんぽんと、まるでお母さんのようにカービィの頭をなでる。
メタ「いいかカービィ。食べ物の食べ方というのは人それぞれ。それごときの事で陛下ともめるのは、あまり感心せんな」
カービィ「!!でも…、悪いのはデデデ‥」
メタ「喧嘩にどちらが悪くないもない。今なら陛下もわかってくださる、さぁ謝りに…」
カービィ「う゛ぅー…」
ピカ「(さすがメタナイト…!!あの…あのカービィが謝りに行くのを悩んでやがる!これは俺がでる出番はないんじゃ…)」
カービィ「絶ッッッッッッ対謝ったりしないんだからぁぁあぁ!!!!いくらメタの言うことだからって、これだけは譲らないもんねぇえぇ!!!」
メタ・ピカ「(Σこいつ…!!!)」
食べ物が絡むと人は頑固になる、これ教訓。
“イッショニアソボウヨ”
やけに低く、ヘビーな声がこの部屋全体に響き渡る。スマブラメンバーにこんな背筋の凍るような威厳ある声の持ち主はいない。
ピカ「!!? 今何か喋ったか!?」
メタ「いや?…いきなりどうしたのだ」
カービィ「メタは聞こえなかったの!!??」
ピカ「(って事はカービィも聞こえたってわけか…)誰だてめぇ!!!!」
頬袋から放電を繰り返してピカチュウは構える。
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