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卒業式
ヒナ「新君達、遅いねぇ~
混んでるのかな?」
チグサ「ぎりぎりまで試合だなんてね‥ 」
席に座り、式が始まろうとしていた。
新と智也は、大事な試合があるからと、当日帰って来る事になっていた。
トモヤ「新ちゃん、間に合わないかも‥」
アラタ「うん‥ 俺は千草を迎えに行ければ、それでいいけどさ☆」
ミナミ「ごめんね、急ぎます‥」
アラタ「慌てなくて、いいですよ♪安全運転で☆」
トモヤ「早く、千草ちゃんに会いたいよな☆ お腹、大きくなってるかな?」
アラタ「まだだろ‥ 千草が丸々してっかもしんねぇけどな☆」
トモヤ「千草ちゃんが、ママになぁ~ 子供が子供を産むようなもんだな‥」
アラタ「クスッ☆ 可愛い子供、二人かよ☆ 女の子だったら、いいよなぁ~☆☆」
トモヤ「新ちゃん‥ ヨダレ‥、愛音ちゃん、想像しただろ‥」
アラタ「してねぇよ‥ お前も早く作れよ♪ 大学終わるの待ってなくていいじゃん☆」
ミナミ「やだぁ~ 新君ったら‥」
トモヤ「新ちゃん達見てると、そうすっかなって☆☆南、頑張るか~?」
ミナミ「何言ってんの!」
アラタ「南先輩、ロスの大学に留学すんだろ?ロスで挙式もいいよな☆」
トモヤ「うん☆南がいいなら、俺はいつだって☆」
ミナミ「智也☆ 嬉しいけど、卒業したいから‥」
「解ってま~す☆..俺、待ってっから☆」
学校に着くと、千草は校門で待っていた。
チグサ「遅い!! 式、終わっちゃうよ!!」
アラタ「千草‥ ここで待ってたの?」
チグサ「なんか、少しでも早くって思ったから‥」
アラタ「千草~☆」
新は千草を抱きしめ、熱いキスを‥
トモヤ「新ちゃん、行ってるから‥」
ミナミ「クスッ、聞こえてないんじゃない?」
「会いたかった~☆体調は? 食えるようになったか?」
「うん☆ 見れば解るでしょ☆」
「クスッ☆いっぱい食えて、幸せそうだな♪」
「うん☆ 幸せ☆」
「淋しかったか?」
「うん‥でも、新がここにいるから☆」
千草は、お腹を触り微笑んだ。
「そっか♪」
「私、幸せ過ぎて怖くなる時があるよ‥、新、絶対離さないでね、母子家庭になるのは嫌だよ‥」
「バーカ‥、結婚式で言ったろ☆」
「えっ?..英語だったから‥」
「俺はお前から離れない‥、千草と子供、ずっと幸せにするよ☆」
「新☆ 愛してるよ☆」
「俺もだよ☆
千草 愛してる☆」
二人は式を忘れ、何回もキスをした‥
ヤン〇ミ【あいつら‥‥‥ 卒業式なめんじゃねぇぞ!! 覚悟しな~☆】
END
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